毎日毎分仕事をしていると正直に言える社会人はほとんどいない。Salary.comの2014年「職場での時間の無駄遣い」調査では、回答者の89%が毎日仕事で時間を無駄にしていると主張している。毎日30分無駄にしているとすると、年間130時間にもなり、これは2週間の休暇よりも多い。ビジネス・オーナーとして、時間管理がうまくいかないと、時間だけでなく、生産性やお金も失うことになる。
人はなぜ時間を無駄にするのか
人はいくつかの理由で時間を浪費する。1日を通して定期的に休憩を取ることは生産性の向上に役立つことが証明されているが、休憩を取りすぎると、1日の終わりまでにすべてを完了させるためにもっと時間を確保しなければならなくなる。休憩を取る2つ目の理由は、純粋に退屈だからだ。取り組んでいることに興味がなくなれば、もっと楽しいことが簡単に見つかる。では、もしあなたが仕事で退屈していたり、休憩が必要だったりしたら、その時間に何をしているのだろうか?
無駄な時間の配分
電子メール - Eメールを読んだり返信したりするだけで、1日のうち45分は簡単に食ってしまう。ましてや、相手と口頭で話せばすぐに解決できるような会話を何度もやり取りするのは言うまでもない。
グーグル- フェイスブックに勝るとも劣らないグーグルは、仕事中の最大のネット上の気晴らしだ。ネットサーフィンは大量の無駄な時間を生む。ビジネス関連の検索をしていたかと思えば、次の瞬間には天気予報や好きなテレビ番組の最新ニュースをチェックしている。
ソーシャルメディア- FacebookやInstagramのような個人のソーシャルメディア・プラットフォームは、仕事中に2番目に時間を浪費する。ソーシャル・メディアでビジネスを宣伝するのは当然だが、フェイスブックで家族の写真を閲覧すべきではない。
会議 - 会議は効果的に管理しなければ、大きな時間の浪費になりかねない。会議のアジェンダがない場合、30分の会議が1時間、あるいはそれ以上続いてしまうこともある。
社交 - 携帯電話はコミュニケーションのための便利なツールですが、長電話をすると問題になります。通話時間を意識し、個人的な電話は昼休みにかけるようにしましょう。
マイクロマネジメント- 従業員が何をしているかを把握することは重要だが、常にマイクロマネジメントをしていては生産性が低下する。他の従業員に仕事を任せることで、自分の時間を確保し、より大きなプロジェクトに集中することができる。
生産的な考え方
生産性を高めるのは一朝一夕にできることではない。目覚めた瞬間から自分を鍛え、 生産的な考え方を持たなければならない。上に挙げたような時間の浪費を避けることで、仕事をこなす時間が驚くほど増えるかもしれない。